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縄文時代から始まる日本犬の歴史 ~ニホンオオカミとの遺伝的なつながり~

お茶を飲みながら、ちょっとした雑談にいかがでしょうか?日本犬のルーツとオオカミとの意外なつながりについてご紹介します。

縄文時代から人と共に歩んだ日本犬

日本で犬が人間と共に暮らし始めたのは、縄文時代(約10,000年前)にさかのぼります。愛媛県の遺跡から見つかった犬の骨(約7,300年前のもの)は、犬が当時の人々の生活に深く関わっていた証拠と言われています。狩猟のパートナーや仲間として重要な存在だったと考えられます。

柴犬はニホンオオカミに最も近い?

麻布大学の研究(2021年)によると、日本犬の中でオオカミに遺伝的に近い特徴を持つのは、柴犬や秋田犬だそうです。

ニホンオオカミの遺伝子を多く持つ犬たち

さらに興味深いのは、アニコム先進医療研究所などによる最近の研究です。この研究では、ニホンオオカミの遺伝子を最も多く持つ犬種を調査。その結果、意外にもトップは日本犬ではなく、ニューギニアのシンギングドッグ(New Guinea singing dog)でした。次いでオーストラリアのディンゴが続き、日本犬の紀州犬、秋田犬、柴犬となります。

遺伝子研究が明かす犬とオオカミの歴史

こうした研究から、オオカミがどのように犬へと進化していったのか、また日本犬が独自の進化を遂げてきたのかが少しずつ解明されつつあります。今後の研究がさらに興味深い事実を明らかにしてくれるかもしれません。

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